神棚は清浄なところで南向きか東向きに設けるのが理想です。神様をおまつりするのですから目線より高いところに設置します。一社造りのお宮であれば一番手前に神宮大麻(伊勢の神宮のお札)、その後ろに氏神様のお札、その後ろに崇敬する神社のお札を重ねます。三社造りの宮形には中央に神宮大麻、向かって右に氏神様、左にその他の神社のお札をお納めします。ご祈祷を受けて神社で授与されたお札も神棚におまつりしますが、必ずしも中に納めなくとも構いません。
ただし神社以外のお寺などで受けられたお札は別にして下さい。
御神饌は毎日米・塩・水に、お酒も出来ればお供えして下さい。特別な時には餅、魚、野菜、果物、菓子などをお供えします。頂き物や初物はまず神様にお供えしてからお下がりを家族で頂きましょう。
年が改まる時には古いお札に感謝してから神社に納め、新しいお札をおまつりします。その際にはいつもより丁寧に神棚を掃除しましょう。