花曇りとは「桜が咲く頃の曇り空をいう」と一見当たり前のような定義をされています。では他に「何曇り」があるのか?「花曇り」とは昔からこの時期特有の黄砂による曇りのことを言っていたのでしょうか。それともちょうど桜の季節に訪れる不順な天候のことを指すのでしょうか。どちらにしてもこういう状況をぴたりと表すうまい言葉があるあたり、言葉も風土と密接なつながりがあることが分かります。おかげさまで外に出ると目が痛くなりました。今日はお一日が明けて平日の仏滅ということで静かな一日ですが、それでも毎日欠かさずお参りをしていただく方の姿はいつも通りです。