序によると
平成9年9月から15年3月まで、主に氏子崇敬者を対象に、様々な神道に対しての疑問を解説することを目的として「神社新報」紙上に連載された「神道いろは」に修正を加へ、項目ごとに分類して整理したもの
ということです。
内容は「神社のいろは」「おまいりのいろは」「おまつりのいろは」「神さまのいろは」「お葬式のいろは」「家のおまつりのいろは」「お伊勢さまのいろは」「皇室のおまつりのいろは」「神主さんのいろは」と「コラム」、それぞれ数編ないし十数編の記事が見開き2ページずつにまとめられています。
主に氏子崇敬者向けということで、基本的なことを中心に神道を中心とした日本人の宗教観に至るまで幅広く知ることが出来ますが、なかには意外に高度な所へ踏み込んでいたりマニアックにわたる内容もあり(読んで分からないということはないはずですが)、良くも悪くも「神社の人が作った本だな」と実感できます。その代わり記述にいい加減な部分はないでしょう。
ブログのネタ本に使いたくなります。