今日7月20日は土用の入り。土用の丑の日は30日だそうです。
本来立春・立夏・立秋・立冬の前の十八日間を土用というのですが、今では一般的に夏の土用のみをさすことが多くなっています。
土用の丑の日にはうなぎを食べましょう。
と、こういった知識を手軽に得ようとすれば、どこを調べたらよいのでしょうか。
わざわざ調べなくても、スーパーのチラシを見れば書いてありますね。
最近でも「半夏生には蛸を食べる」など、私も知らなかったようなことをスーパーのチラシで知りました(蛸は昔からこの季節にはよく食べてましたけど)。
あらゆる食材が年中手に入るようになり「旬」を楽しむことがなくなった、とかつては言われたものです。しかし一方で、このように四季の折々の節目に併せて旬の食べ物を紹介し、また消費者もそれに乗っかるという現象を見ると、日々の生活の中では失われつつあるとはいえやはり日本人は季節感を大事にしている、また大事にしたいのだろうと感じられます。
そういえば土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣が広まったのも江戸時代に平賀源内が考え出したマーケティングの成果なのでした。