先日お盆に行ったばかりですが、また明日から神道青年全国協議会の夏期セミナーに参加するため上京します。仕事も含めて最近では年に数回は東京へ行く機会があるので、空いた時間に何かテーマを見つけて散策するようにつとめています。
今日は神社とは関係ありませんが、私が旅のお供に持っていくちょっと渋めの変わった東京ガイド本をご紹介します。
・小津安二郎 東京グルメ案内 / 貴田 庄
私が知らない一昔前の東京の姿を描いた小津監督の好んだ、また映画に出てくる食べ物を紹介した本。グルメというよりB級グルメと呼んだ方がいいような、親しみやすくも古き良き情緒あふれるお店が載っているので気軽に寄れます。
・タモリのTOKYO坂道美学入門 / タモリ
知る人ぞ知る多趣味博学なタモリ氏が東京の坂道をテーマに書いた本。私のような他所者に「東京にもこんなところが!」と教えてくれるありがたさ。大通りからひとつ逸れると車も通れない味のある細い路地がたくさん残っています。
・東京・鎌倉 有名人お墓お散歩ブック―誰もが知っている104人の墓碑完全ガイド / カジポン・マルコ・残月
歴史的事実としてしか知らない偉人や有名人も、お墓を前にするとその実在がありありと感じられ、かつとても身近に思えてくるから不思議です。作者の方のサイト「文芸ジャンキー・パラダイス」とても熱くて面白いです。
・もっとソバ屋で憩う―きっと満足123店 / 杉浦日向子とソバ好き連
東京といえば「蕎麦」。先日亡くなられた杉浦日向子さんによる大人のための蕎麦屋の楽しみ方。関西の蕎麦屋は時に「こだわり」が鼻につきますが、東京ではもっと日常的に気取らずしかもおいしい店が多いような気がします。
今回は「番外編」ということで。